【全日本宮古島トライアスロン2019】レースレポート 憧れの「宮古島大会」無事完走しました!遠征前にチームブログでも述べましたが、人気の高い憧れの宮古島大会。相当高い倍率らしい。 当選すればラッキーと軽い気持ちで申し込んだところ、なんと!初めて申し込んだにもかかわらず年末に素晴らしいクリスマスプレゼントが届きました。 願っていたこととはいえど、いきなり大きな目標ができてうれしい反面そのころは正直不安しかありませんでした。 トライアスロン歴2年の経験で初のロングに挑戦する自分に足りないものは長距離経験。とにかく距離をこなせる身体つくり。そして少しでも効率よく長距離をふめる技術習得が必要と考え、課題に取り組み始めました。 長距離の練習は時間もかかるため通常生活との両立も工夫しなければなりませんでした。最初はいろいろつめこみすぎて寝不足になり、これでは身体を壊すと思い、睡眠時間は確保することに改善。少しずつ数か月かけて積みあげるしかない。「継続は力なり」を信じて練習を続けました。 平日はなかなか練習時間がとれないため長距離練習は週末に絞り、バイク100㎞越えとラン30㎞。スイムは技術習得。トラステレッスンをフル活用。とくに真冬の練習は一人ではくじけるところをメンバーに支えられました。おかげで去年と同じコースを走ってみると自分の力が明らかに違う、力がついてきている!と実感することができました。 こうして少しずつ不安も解消されてきました。そして大会に出発する前には不安もあるが期待も半分・・・という気持ちに変化してきました。 4月12日 いよいよ遠征。中部国際空港から宮古島入り。曇ってはいるものの、やはり暑い。 初ロング&初遠征ということで、出発前は不安いっぱいでしたが、同じチームの先輩とご一緒させていただいたおかげで安心してレース当日を迎えられました。藤城さんありがとうございました! 現地で東京支部の菅谷さんとも合流。また、遠征にあたって大事なバイクケースを貸してくださったワカシバさんにも感謝。バイクを無事に運ぶことができました。
4月13日 大会スケジュール通りに準備をすすめるが、ロング大会の準備はショートに比べて補給や装備品の確認など、やることが多い。バイクも前日預けなどの初体験。こういう時も宮古島大会経験者がチームにいてくれて助かる。道具も身体も今のところ準備万端でスタートを切れそうだ。
4月14日 夜中から降り続いた雨。レース前になってもまだバケツをひっくり返した様な雨で、スイムが無くなるのではないかと心配しましたが、15分遅れの7:15、前浜ビーチにてスイムスタート。 水質抜群の美ら海。1500mを2周。 1700人近くのバトルを初めて経験し、何度かゴーグルが外れるも、焦らず慌てずマイペースを保ち、結果はほぼ目標タイムの1:00:57でスイムフィニッシュ。 予想以上の出来。 バイクは強風を覚悟していましたが、真冬の練習で経験した矢作川堤防の風よりは弱く、思ったより良いペースで走れました。ただ、途中で前が見えないくらいの大雨が降ったり晴れたりと、めまぐるしい天気の変化に翻弄され、練習では経験出来ない経験がたくさん出来ました(笑)。
景色が良いのと常に周りに選手がいるためか、自分では抑えているつもりが、ペースが速かったかもしれません。タイムは予想より遥かに速い5:13:07。
最後のランはどんなに疲れていても走れる自信はあったのですが…これがロングの洗礼か。スタート直後、胃腸に異変が…気持ち悪くてペースが上がらず。補給をせずに走ればそのうち治ると思っていましたが、今度は思うように脚が動かず、気持ちも折れ、何度も歩いてしまいました…涙。
ただ最後の10㎞は意地でペースを上げてみたところ走り切れたので、少しだけ自信が持てました。 ランは 4:30:59でした…涙。
最後のランは初ロングの洗礼を受けたものの、スイムとバイクの貯金でトータル10:45:03(184位)と、予想以上の結果でした。これも冬場の厳しい練習のおかげだと思います。
レース後は仲間とささやかな祝杯をあげることができ、大満足の宮古島大会となりました。
軽いヤケド状態の日焼けが勲章です。日焼け対策も検討しなければいけないなど実践から学びの多いロングレース。今年のレースはミドル3本&ロング2本に出場します。しっかり練習して『自分超え』をしていきます! たくさんの応援、ありがとうございました。
渡辺倫弘